冬の夜釣りで釣れた大物ヒラスズキ

釣り

今回は、寒い冬の夜に念願の大物ヒラスズキを釣り上げた話。

私たち家族が住むこの島は、まさに釣りのメッカ。釣り好きが高じて転勤してくる人や、移り住む人も少なくない。我が家も同じく釣り好きでこの島に転勤希望をだした。夫の職場でも釣り好きな同僚が多く、「あそこで釣れるぞ!」という情報が飛び交えば、仕事終わりでもすぐに釣り場へ向かう熱心さ。

私と子供たちは寒い冬はこたつが良いので、あまり釣りに行かなくなるけど、絶対釣れるぞーと言う時は同行。

その日は、「キビナゴが沸いているぞ!」という情報を耳にし、昼間に子供たちと一緒に見に行くと、海面には無数のキビナゴが群れをなして泳いでる!

昼間のキビナゴ。見にくくてスミマセン

スゴイ!掬いたい!持っていたタモで掬おうとしたが、見た目以上に深い場所を泳いでいて、全然無理。

さて本番は夜です。20時。これが夜になると、キビナゴたちは海面近くまで上がってきて、ばちゃばちゃと跳ねる音が聞こえる。でもタモで掬うは素早くて至難の業。そして、その動きを追うように大物の魚たちが現れる様子を上から観察するのも、なんとも面白い光景。

我が家の釣りスタイルは、このキビナゴをどうにか釣ったり、掬ったりして、針に掛けてエサにするエサ代0円の夜釣り。

このキビナゴがいる時は大物も岸に近づいて来るのである。

過去には巨大な鯛、黒ムツが釣れた。

鯛と黒ムツ

という実績があるので、寒くても大物釣れる気がして頑張っていくで。

さていつものように満点の星空の下で、キビナゴがキラキラ、ぱちゃぱちゃしている姿を見てると夫の竿にHIT!これはデカイ!重い!粘り強くリールを巻く。

ようやく姿が見えた!これは念願のヒラスズキ!

慎重にタモで掬い見事ゲット!

おぉ~大きい!美しい!大満足!任務完了!帰ろう!

さてさて、暖かい家でじっくり観察。そのサイズがなんと90cm!

本当に素晴らしい釣果。夫よ、Good job!

記念撮影の後、夫はすぐに魚を捌き開始。内臓もほとんど食べれるらしい。まずは内臓の湯引きから。内臓の部位によって味が異なり、コリコリした食感や苦味があったりと、それぞれに美味しさがある。

そして、なんと立派な卵も見つかりました。これは甘辛く炊いてみることに。予想以上に美味しい、新しい発見。

そして定番の刺身は写真撮り忘れ。ヒラスズキの身は、なんのクセもなく淡白な味わいで、まさに絶品。家族全員で美味しくいただき、半身は大阪の実家へ送り、家族で喜びを分かち合った。

アラや骨は汁にして、残りの身は切り身にして冷凍保存。後日、ムニエルにして食べたが、これもまた格別。大きいから1匹で何日も楽しませてもらった。

忘れられない2025年冬の思い出となりました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました