春休み10日間!バックパッカー母子で行くフィリピン旅行記③

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マゼランの十字架

フィリピン・セブ島に来たなら、観光の入り口として有名な「マゼランの十字架」は外せない。

マゼランの十字架


セブシティの中心にあり、観光客も多く集まる場所。サクッと立ち寄って歴史を感じたら、さっそく次の目的地へ。
自分が本当に見たいのは、こういう都会じゃない。田舎のローカル感と、自然に囲まれた景色。
だからこそ、バス旅をして「シマラ教会(Simala Shrine)」へ行くことにした。


セブ市内から田舎へ!まずは「サウスバスターミナル」へ向かう

セブから南下する時は、**サウスバスターミナル(South Bus Terminal)**が起点になる。
ジプニーやタクシーでアクセスできて、周辺には軽食屋台もあり。
バスターミナルでは「エアコン付き(冷房あり)」と「エアコンなし(窓全開スタイル)」の2種類のバスがある。快適さを求めるなら冷房ありを選ぶと安心。事前で調べたネット情報ではこのエアコンありのバスが極寒だと書いてたが、私の乗ったバスは適温で快適だった。

バスのチケットは窓口で購入。値段は数百円。
スタッフに「Simala?」と聞けば、どのバスか案内してくれる。

2時間のローカルバス旅


バスの時刻表は多分なく、人がある程度乗ったら出発スタイル。
タイミングよく、到着後すぐにシマラ行きのバスが発車!これはラッキー。

道中は南国らしい風景が続く。バナナの木、ヤシの木、地元の人たちの暮らし。
車窓から見る景色だけでも、楽しく癒される。


セブのバスの車窓から

農家の友達が田んぼに興味津々。地元の人に聞くとなんと三毛作らしい。

シマラ到着!教会まではバイクタクシーで道を登る

約2時間後、シマラに到着。バスを降りると、すぐにバイクタクシーの客引きが声をかけてくる。
ここからシマラ教会までは徒歩では無理。**バイクタクシー(ハバルハバル)**を使うしかない。

このとき重要なのが値段交渉。最初に提示される金額は観光客価格でかなり高い。
感覚的には最初の言い値の半額以下から交渉をスタートするのがおすすめ。
「往復でこの金額ならOK」と何度も確認。バイクタクシーはそのまま教会に行ってる間も待ってくれるから、念のためいつもタクシーの写メを撮る。


ローカル飯を堪能!300円で満腹のフィリピン惣菜ランチ

教会に行く前に、まずは腹ごしらえ。バイクタクシーの兄ちゃんが案内してくれたのは、地元のお惣菜屋さん

フィリピンのご飯屋


並んだおかずの中から好きなものを選び、一品ずつお皿に乗って来るスタイル。ライスはもちろんパサパサ。子供たちが嫌って食べない。笑 ここでは子供はフライドチキンが主食。
何を選んでも安い。一人300円くらいで、お腹いっぱいになる。
私はこんなローカル飯が一番嬉しい。


シマラ教会へ!マリア像の奇跡と壮大な建築美

そしていよいよ、今回の旅のメイン「シマラ教会(Simala Shrine)」へ。
ここはカトリックの聖地で、マリア像が涙を流した奇跡があった場所として知られている。

もともとは小さな礼拝堂だったが、信者たちの寄付によって増築され続け、今ではまるでヨーロッパの城のようなゴージャスな建物に。美しすぎてうっとり。

シマラ教会


入場は無料。
教会の中では、お祈りをする人々がいるので、私たちもそっと座る。豪華絢爛。


シマラ教会

願いごとのキャンドルとお土産も楽しめる

教会の敷地内には、お土産屋さんもあり旅の思い出を購入。
特に目を引いたのが、カラフルな願いのキャンドル

シマラ教会のローソク


色ごとに意味が決まっていて、赤は恋愛、黄色は健康、緑は金運…というように、願いに合わせて選ぶ。

中には行列のできている祈りのゾーンもあり、みんな真剣な表情でマリア像に手を合わせていた。


セブシティから個人で行けば格安!ツアーの1/5の価格で冒険できる

このシマラ教会への旅、もしツアーで参加すれば、一人あたり1万円前後かかることもある。
でも、自力でバスとバイクを乗り継げば、片道多分1000円ちょっとで行けてしまう。しかも冒険感たっぷり。

ちょっとした交渉や移動のハードルはあるけれど、それも含めて「冒険してる」って感じがする。
観光地だけじゃ物足りない人、ローカルに触れたい人には超おすすめ。

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