イタドリジャムを始めて作った日

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春の山に出かけると、今が旬のイタドリがあちこちに顔を出している。
イタドリという名前の由来は、「痛みを取る」ことから来ているそうだ。昔の人は、イタドリを揉んで患部に当て、痛みを和らげていたという。聞いただけで体によさそうな野草!

そんな話を思い出しながら、山に入ってイタドリ探し。早速ありました。


折り口がポキッと気持ちよく折れるものを選ぶ。そうでないと、筋が残って食感が悪くなるからだ。その場で皮を剥きながらどんどん収穫。

家に持ち帰ったイタドリは、輪切りにして水にさらし、1時間ほどアク抜き。

水を切ったら、砂糖をまぶしてさらに1時間寝かせる。
ここまできたら、あとは鍋に入れて炒めるだけ。ぐつぐつ煮詰めていくと、イタドリの形がみるみる溶けていき、ふわっと甘い香りが立ちのぼる。

あっという間に綺麗な緑色のイタドリジャム完成!

味は野草感ゼロ。さっぱりとした味でクセは一切なくおいしい。
今までイタドリといえば、アクを抜いた後に豚肉と炒めたり、煮物にしたりと、いわゆる「おかず」の食べ方しか知らなかっただけに、ジャムにするという発想は新鮮だった。

子どもたちもトーストにのせて喜んで食べた。
イタドリの新しい楽しみ方、またひとつ見つけたかもしれない。

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